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逢いみての… ★
2020/06/08(月) 00:33:40
戸叶和男『日本奇習紀行』
今年4月、政府による緊急事態宣言が出され、多くの一般国民が外出自粛を行うなか、立憲民主党の高井崇志議員が、新宿・歌舞伎町にあるセクシーキャバクラで“濃厚接触”をしまくっていたことが大問題となったが、その際、同店で行われていたサービスが、“本番”だけないものの、かなり濃厚なサービスを受けられる優良店であるということがはからずも明らかとなった。だがこうした優良店のサービスを彷彿とさせる行為が無料で受けられるとしたら、世の男性陣は如何思われるだろうか。
「なにせご覧の通り、ここいらじゃ、何にも面白いもんなんかなくてね。今も昔もずっとそう。だからね、ああいうことでもしてないと、誰も村に居つかないんだよ」
かつて東北地方のとある山間部に位置する某寒村で、その昔、外部からの入植者を集めるべく行われていたという“濃厚接待”についてそう語るのは、現在もなお、所有する山に自生している竹の子や山菜をとっては道の駅に持ち込んで辛うじて生計を立てているという澁澤仙蔵さん(仮名・82)。澁澤さんの話によれば、その昔、慢性的な過疎化に喘いでいた当地の人々は、時折よその土地からやってくる旅の男性を懸命に接待することで、入植を促していた歴史があるのだという。
「まあ、いきなり縁もゆかりもない土地に移り住もうっていう人間は、今も昔もそういやしないからね。だからこのあたりじゃ、たまたま近くの温泉場に来たような人を捕まえては、ロハ(※無料)で接待してたんだ。けど、そうはいっても、別に旨い魚や米がとれるわけではないからね、村の若い娘たちを抱かせてね、その娘とくっついてもらうことで、引っ越してきてもらってたんだよ」
昔から「旨い話」ほど必ず裏があるものだが、ある意味、良心的とも言えなくもない当地の人々は、村娘たちと旅の男性とを「接待」を通じて恋仲にすることで、所帯を持たせ、当地に引き止めさせようとしていたのだという。この方策が功を奏する形で、一時は倍近くまで村の人口も増えたというが、やがてそうした噂を耳にした男たちが「やり棄て」目的で押し寄せてくるようになり、そうした状況に手を焼いた彼らは、こうしたシステムそのものをやめてしまったのだそうだ。
「まあ、金をとるわけでもないからね、そういう形で食い荒らされてしまったら、どうしようもなくなっちゃう。だからね、もうやらなくなっちまったというわけ。でも成功していた頃にね、よそから移り住んでくれた人らがその後も頑張ってくれたおかげで、今でもまだこの村が残っているっていう。そういう意味じゃ成功したと思うよ」
たしかに、邪な下心だけで当地にやってきた男たちはともかく、村人たちの願いが通じる形で成功した事例も多かったという、当地の“濃厚接待”。とかく、過疎地帯になればなるほど、よそ者に対して厳しい排他的な空気が漂う傾向も感じられるだけに、こうした形ではないにせよ、外部に対して柔軟な働きかけをすること自体は、村の消失を防ぐ上で、ある程度、有効なものであるといえるのかもしれない。
文・取材=戸叶和男
以下ソース
https://tocana.jp/2020/06/post_157760_entry.html
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「なにせご覧の通り、ここいらじゃ、何にも面白いもんなんかなくてね。今も昔もずっとそう。だからね、ああいうことでもしてないと、誰も村に居つかないんだよ」
かつて東北地方のとある山間部に位置する某寒村で、その昔、外部からの入植者を集めるべく行われていたという“濃厚接待”についてそう語るのは、現在もなお、所有する山に自生している竹の子や山菜をとっては道の駅に持ち込んで辛うじて生計を立てているという澁澤仙蔵さん(仮名・82)。澁澤さんの話によれば、その昔、慢性的な過疎化に喘いでいた当地の人々は、時折よその土地からやってくる旅の男性を懸命に接待することで、入植を促していた歴史があるのだという。
「まあ、いきなり縁もゆかりもない土地に移り住もうっていう人間は、今も昔もそういやしないからね。だからこのあたりじゃ、たまたま近くの温泉場に来たような人を捕まえては、ロハ(※無料)で接待してたんだ。けど、そうはいっても、別に旨い魚や米がとれるわけではないからね、村の若い娘たちを抱かせてね、その娘とくっついてもらうことで、引っ越してきてもらってたんだよ」
昔から「旨い話」ほど必ず裏があるものだが、ある意味、良心的とも言えなくもない当地の人々は、村娘たちと旅の男性とを「接待」を通じて恋仲にすることで、所帯を持たせ、当地に引き止めさせようとしていたのだという。この方策が功を奏する形で、一時は倍近くまで村の人口も増えたというが、やがてそうした噂を耳にした男たちが「やり棄て」目的で押し寄せてくるようになり、そうした状況に手を焼いた彼らは、こうしたシステムそのものをやめてしまったのだそうだ。
「まあ、金をとるわけでもないからね、そういう形で食い荒らされてしまったら、どうしようもなくなっちゃう。だからね、もうやらなくなっちまったというわけ。でも成功していた頃にね、よそから移り住んでくれた人らがその後も頑張ってくれたおかげで、今でもまだこの村が残っているっていう。そういう意味じゃ成功したと思うよ」
たしかに、邪な下心だけで当地にやってきた男たちはともかく、村人たちの願いが通じる形で成功した事例も多かったという、当地の“濃厚接待”。とかく、過疎地帯になればなるほど、よそ者に対して厳しい排他的な空気が漂う傾向も感じられるだけに、こうした形ではないにせよ、外部に対して柔軟な働きかけをすること自体は、村の消失を防ぐ上で、ある程度、有効なものであるといえるのかもしれない。
文・取材=戸叶和男
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